青空文庫の短編小説「蜘蛛の糸」をアプリにしました。 [雑感]
青空文庫の「蜘蛛の糸」をアプリにしてみました。
芥川龍之介の作品は「羅生門」「鼻」「芋粥」など、
多くの作品があります。
「蜘蛛の糸」は、
お釈迦さまとカンダタの短編小説で、
芥川龍之介が手がけた、
はじめての児童文学作品です。
「蜘蛛の糸」は,
小学校の教科書に有ったような気がしますが、
今はどうなんでしょう?
芥川龍之介の作品は初期と晩年でかなり違うと言われています。
初期の作品は「羅生門」「鼻」「芋粥」などの歴史もので、
晩年は生死に関する作品が多かったようですね。
晩年の作品には「一塊の土」などがあり、
現代を題材にした作品だったそうです。
「蜘蛛の糸」は初期と晩年の間の作品です。
お釈迦さまはある時、
極楽の蓮池から下の地獄の様子を覗いて見ると、
罪人たちが苦しんでいる中に、
小さな蜘蛛を踏み殺そうとして、
思いとどまった。
たった一つだけ、良いことをした
カンダタという男を見つけて、
お釈迦さまは蜘蛛の糸を地獄のカンダタにおろしていくのですが、
カンダタは、その蜘蛛の糸をつたって天国へ向かって登って行きます。
他の罪人たちのも登ってくるので、
蜘蛛の糸が切れてしまうと思い、
カンダタは、下りろと叫ぶのですが
蜘蛛の糸は切れて、
カンダタは、地獄にまっかさまに落ちて行きます。
児童文学作品だけあって、
作品の中に何か感じるものがあります。
描写も短い小説ですが、見事ですね。
さすがわ芥川龍之介だと改めて感じました。
そんな、青空文庫の芥川龍之介「蜘蛛の糸」をアプリにしてみました。
https://play.google.com/store/apps/details?id=hb.tp1.jp.k.hisatsune.kumonoito
アンドロイドのアプリをスマートフォンなどにインストールして、
芥川龍之介のアプリ「蜘蛛の糸」を読んでみて下さいね。